AF137

AUTO FADER

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●ステレオオートフェードイン・アウト
●マシンコントロール
●高音質
●リモートコントロールオペレーション
●１９インチ１Ｕ

　ＡＦ１３７はリモートユニットのボタン一つでＤＡＴ／ＭＤ等の再生・停止をコントロールし、同時にフェードイン・アウトを行うオートフェーダーシステムです。ラジオ番組等のワンマンオペレーションに最適です。フェードアウト後に出力されるコマンドを機器のNEXT TRACK等へ接続することで次の曲でスタンバイすることも可能です。

◆コントロール
　ＡＦ１３７のリモートユニットのＳＴＡＲＴ／ＳＴＯＰボタンを押すと、ＰＬＡＹコマンドが出力され、フェードインが行われます。再度ボタンを押すと、フェードアウトが行われＳＴＯＰコマンドが出力されます。ＳＴＯＰコマンドは接続した機器のＰＡＵＳＥ、ＳＴＯＰ、ＴＲＡＣＫ＋などに接続します。ＳＴＯＰコマンドは出力されるタイミング（減衰量の検知）を内部のトリマーで設定可能です。（出荷時には−６０ｄＢ）また、フェードイン・アウトのタイミングはフロントパネルのつまみで約０．５秒から５秒まで連続可変できます。

◆リモートユニット
　ＡＦ１３７のリモートユニットには２つのボタンがあります。ひとつはＳＥＴスイッチで、マシンをスタートさせる前にポーズ等の待機状態にするためのコマンドを出力します。なお、ＳＥＴコマンドはＰＬＡＹ状態では動作しません。また、ＳＥＴタリーはマシンのポーズタリーなどを接続します。もう一つのＳＴＡＲＴ／ＳＴＯＰスイッチは、接続した機器のＰＬＡＹコマンドなどへ接続し、タリーはＰＬＡＹタリーなどを接続します。ＳＥＴスイッチはＳＴＡＲＴするために事前設定が必要のない機器では接続する必要はありません。

◆その他
　ＡＦ１３７の関連機器として、ＶＣＡインターフェースを持つコンソール用の１０ｃｈオートフェーダーＩ／ＦのＡＦ１２７、ＣＭ挿入などに最適なステレオクロスフェーダーＡＦ１３９、ステレオ４系統タリー制御のオートフェーダーのＰＭＳ４１０も併せてご検討下さい。

■ 仕　様
●入力コネクタ : ＸＬＲ３−Ｆｘ２
●入力基準レベル : ＋４ｄＢｕ、２４ｋΩバランス、最大 ＋２４ｄＢｕ
●出力コネクタ : ＸＬＲ３−Ｍ ｘ２
●出力基準レベル : ＋４ｄＢｕ、５０Ωバランス、最大 ＋２４ｄＢｕ
●周波数特性 : ２０〜２０ｋＨｚ　±０．１ｄＢ
●フェーダーコントロール : ＶＣＡ
●ストップタイミング : −４０〜−８０ｄＢｕ
●ＴＨＤ : ０．０１％以下（１ｋＨｚ基準レベル）
●電源: １００ＶＡＣ、５０／６０Ｈｚ　ＭＡＸ＝１５Ｗ
●本体外形寸法：４８２Ｗｘ４４Ｈｘ３０３Ｄ
●本体重量：４ｋｇ
●リモート外形寸法：１４６Ｗｘ４７Ｈｘ１０４Ｄ
●リモート重量：０．５ｋｇ

   AF137 "Control Box" D15-M (#4-40)
 1                        9
 2 LAMPS COMMON +5V      10 SWITCHES COMMON 0V
 3 START/STOP SWITCH L   11 PLAY LAMP L
 4 SET SWITCH L          12 SET LAMP L
 5 FadeIN_/OUT SWITCH L  13
 6                       14
 7                       15
 8

 FadeIN_/OUTはリレー接点またはオープンコレクタ出力を接続してください。
スイッチコモンとの間に接続してください。接点がオープンでフェードアウト、クローズでフェードイン動作します。

   AF137 "Machine Control" D25-M(#4-40)
 1                       14 PLAY LAMP L
 2 PLAY SWITCH L         15 PAUSE(STOP) LAMP L
 3 PAUSE(STOP) SWITCH L  16
 4                       17
 5 TRACK+ SWITCH L       18
 6                       19
 7 SET SWITCH L          20
 8                       21
 9 +15V SUPPLY           22 LAMPS COMMON input
10 +15V COMMON           23 SWITCHES COMMON input
11                       24
12                       25
13

 フェードアウト後に出力されるコマンドは内部ディップスイッチが１の場合にはTRACK+、２の場合にはPAUSEに出力されます。両方を選択しても問題ありません。各コマンド出力はフォトカプラで絶縁されています。オープンコレクタとして使用する場合には0VとCOMを接続してください。また、コントロールボックスのタリー電源も外部機器から受けるようになっていますが、AF137の電源を使用する場合には+15Vと+5Vを接続してください。

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