SERIAL CLOCK (SERIAL to LTC)
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●シリアル時刻信号からLTCを生成
●オート自走モード
●SEIKO社TMC-100J、TDC-300 対応
●子時計としても動作
●時報パルスなどのGPIポート
●19インチ1Uサイズ
SL910はSEIKO社の放送局用親時計TMC−100Jが出力するシリアル時刻データからLTCを出力するインターフェースです。自走モードを備えていますのでシリアルデータが1秒以上とぎれたり入力されていない場合には自動的に切り替わります。
◆入力データ
SEIKO社のTMC−100Jと同様のシリアル時刻信号を入力します。他の局時計フォーマットのTMCシリーズやTDC-300でも使用できます。通信プロトコルは2400bps、N81で、電気的フォーマットはRS422及びRS485に適合します。自走モードでは日付データ(LEITCHフォーマット)の年月日及び曜日は出力しません。日付データは同期モードから自走モードに切り替わった場合には直前のデータを保持しますが24時をすぎても更新は行われません。
◆LTC出力
XLRバランス出力ですが、アンバランス接続する場合にはホットとGNDのみを接続してください。基準出力レベルは+4dBuで、−30〜+7dBuまで3dBステップで変更できます。自走時のフレームモードはドロップ、ノンドロップで、フレームレートは29.97、30を設定できます。
◆GPIポート
毎秒、毎分、毎時、毎日(0時)パルスを出力します。
◆外部同期
BBまたはLTCの外部同期信号が入力された場合にはそのタイミングに従ってLTCを出力します。
◆表示
フロントパネルにはTCG、TCR、シリアルクロックの時刻を表示します。また、1H、1M、1Sのデシマルポイントはそれぞれドロップフレーム、BB同期、シリアルクロック同期を表します。なお、TCRは信号品質にもよりますが1/30〜20倍速まで読みとり可能です。
◆調整
各種モードの設定はフロントパネル右のロータリエンコーダーで行います。また、自走モード時には任意の時刻を設定することができます。なお、各種設定を行った場合には電源の再投入を行って下さい。
◆その他
また、異なる形状、表示方式などのタイプも製作いたしますのでお問い合わせ下さい。
■ 仕 様
●シリアル入力:RS232、RS422/485、2400bps、Dsub9-F(#4-40)
●LTC入力:−20〜+15dBu、XLR3−F、10kΩ
●LTC出力:+4dBu、XLR3−M、600Ω
●SMPTEレート:29.97、30Hz
●外部同期入力:BNC、75Ω ループスルー、ターミネートSW付
●外部同期信号:BB、29.97、30Hz
●GPI−1,2 : Dsub9−M(#4−40)
●電源 : 100VAC 50/60Hz MAX10W
●寸法 : 482Wx44Hx303D
●重量 : 4kg
RS232 DSUB9-F 01 06 02 TX 07 03 RX 08 04 09 05 GND
RS422/485 DSUB9-F 01 FG 06 TX G 02 TX - 07 TX + 03 RX + 08 RX - 04 RX G 09 FG 05
C OM DSUB9-F 01 FG 06 RX G 02 RX - 07 RX + 03 TX + 08 TX - 04 TX G 09 FG 05
LTC出力レベルの実測値(レベルはdBu/dBm ±1dB)
設定値 10k負荷 600Ω負荷 00 OFF OFF 01 -33 -35 02 -30 -32 03 -27 -29 04 -24 -26 05 -21 -23 06 -18 -20 07 -15 -17 08 -12 -14 09 -9 -11 10 -6 -8 11 -3 -5 12 0 -2 13 +2 +1 14 +5 +3 15 +8 +4
• Order Information
御注文型番 | 備考 | 価格(+TAX) |
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SL910 | 局時計のシリアル時刻信号からLTCを生成、19”1U | ¥640,000 |